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声業界伝説のマネージャー極細木(ごくぼそき)スガ子。酸いも甘いも噛みわけたその経験で、誰も言えなかったことを、今宵も〈きっぱり〉と斬っていく。「事務所の深い落とし穴編」「堕ちたマネージャーたち編」などプロ必見の連載。
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この物語はトッププロたちの華やかなデビューストーリーではありません。
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はじめてのナレーション【vol.2】 練習、”まず”、何から始めればいい?
2009年11月5日 ナレーターメルマガ125号より転載

右も左もわからない人が最初にやる練習は【コピー】。これに尽きます。
すぐ実践できてどんなレベルの人でもやればやっただけ身につくからです。
Q2【ナレーターの練習って、”まず”何から始めればいいの?】
「喋ること」って、ほとんどの人が”できる”こと。だからなんとなく自分もすぐできそうな気がしてしまうもの(^_^;)
でも実はプロはたくさんの工夫を積み重ねて本番にのぞんでいます。雰囲気だけをなぞっても、実際に現場でプレイした途端、細かい(と本人には感じる)所を注意されてしまい…
「あれ~?”できてる”はずなんだけどなぁ~」
そこで右も左もわからない人が最初にやる練習は【コピー】。これに尽きます。
すぐ実践できて、どんなレベルの人でも「やればやっただけ」身につくからです。
具体的な基礎訓練を紹介する前にあえてコピーを薦めるにはワケがあります。初心者に重要なのが『学んだ先の着地点』。プロを見よう見まねしているだけでも、自分で課題を持つことができ、より吸収しやすくなるからです。
また「ナレーター以外の”喋り”の仕事」をしてきた人は、コピーを通すことでより明確に「ナレーターとは?」が見えやすくなると思います。なまじナレーターと別ジャンルとはいえ同じ「声」で生き抜いてきた人ほど、ナレーターとの違いが明確でないまま別の視野で理解してしまう「早すぎる消化(昇華)の罠」におちいることもあるようです。
ほんの少し試してみるだけで「テレビで見てるだけではわからなかったけど、やってみたらすぐ声枯れた」とか「こんなに早く喋っているとは」とか、いろいろ実感していただけると思います。初心者のうちは”どれだけ実感を持てたか”だけでも十分な成果です。
プロになってもず~っとやり続ける価値のある(ほとんどのプロが今も続けている)超おすすめオールマイティ訓練、それがコピーです。
(1)ナレーションのあるテレビ番組を録画する。
番組は「単にその番組が好き」という理由でok。こだわりがなければ流行っている番組からはじめてみてください。
(2)ナレーションをノートに書き起こす。
ナレーション量の多い番組だと、30分番組で2~3時間くらいかかる、はっきり言って大変な作業(^_^;)でも1回でもやってみれば、様々なことがわかるようになります。最初は5分程度の部分だけでもいいです。
(3)録画を聴きながら、声に出して同じように読む。
慣れない間は似た感じになるまで100回以上読むことになると思います。それでも一行づつ丁寧になぞっていくことで、自然とプレイの振り幅が広がっていきます。より完璧を期する場合は『録画した映像の音を再生しながら、あわせて読む自分の声を、さらに録音する』のもおすすめ。
ある程度慣れてきたら、世代の近いナレーターや、声質が似ているナレーターを選んでみましょう。実際に現場では『誰々さんみたいな読み方できますか?』と要求されることも多いので、少しでも多くのナレーターをコピーをしておくとさらに安心です。
経験者の場合は、「男性が女性を」「アナウンサー系の人が俳優のナレーションを」など、自分の感性と離れた人もコピーしていくと、より広い視野を持てるようになると思います。「生理」がみえるまでやり込めば、いわゆる「盗む」ところまでいったことになりますね。
「個性が消える」ことはありません。コピーした程度で他人の感性を表現できてしまえるなら、表現者は苦労しませんよね(^_^;)
“学ぶ”という言葉は“真似ぶ”に由来する言葉だそうです。真似をした(にも関わらずなぜ自分は評価されなかったのか?と考える)ことで、学べる近道になると思います。
他にナレーションの質問があれば、掲示板ナレーションの虎に書き込みしてみてくださいね。
それでは。
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