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声業界伝説のマネージャー極細木(ごくぼそき)スガ子。酸いも甘いも噛みわけたその経験で、誰も言えなかったことを、今宵も〈きっぱり〉と斬っていく。「事務所の深い落とし穴編」「堕ちたマネージャーたち編」などプロ必見の連載。
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山上智
ベルベットオフィス&バーズに関わるようになる10年ほど前。バイトもまともにつづかない社会生活不適合な日々を送っていた頃のお話。僕には路上の弾き語りだけでで稼いでいた時期があったのでした。
後にナレーターになるとは思いもしてませんでした^^;
少しだけ「とあること」を考え、実行していたのです
僕にはバイトも続かない日々の中「路上の弾き語り」で食いつないでいた時期がありました。一晩300円稼げれば恩の字の路上で、フリーターの倍稼いでいた理由は「ニーズ解析」「客層分析」「ブランディング」「弱者の戦略を選択する」・・・といった「マーケティング」のまねごとをしていたからなのでした。
そこで学んだことは、ナレーター関連の仕事をはじめた今も、大きく役にたっています。「ナレーターの営業」やオーディションでのアピールについて、ちょっとでも皆さんの考えかたの元になれるかもしれないと、この連載をメルマガではじめました。
全話SNS「フェースブック」で公開中です。(フェースブックの登録は無料です)
読んだら『いいね』を押してくださるだけで、報われます^^;

第6話 求められることの向こう側
急に連絡がとれなくなり、実家に帰っていたお師匠は『俺は生活のために夢を諦めたから、話すことがなくなったんだ』と寂しそうに言いました。その時は何も言えなかったのですが「生活を考えてないから夢をみれたんじゃないの」と答えたい自分が今はいます。バイトひとつ続かなかった最下層の僕は、夢みる余裕すらなかったのです。

第5話 【路上のルール】とは逆だった
柱の影おじさんの『高額先払い&なぜか優良顧客』をきっかけに、夜の駅前は僕の実験劇場となりました。それまで『自分の好きにした結果収穫200円』な夜が、すこしづつ替わっていったのです。それは結局、それまで漠然と実行していた「路上のルール」を否定していくことになったのでした。

第4話 柱の影おじさん
「あたしを泣かせてみなさいよ」の衝撃的な出来事があって少ししたころ。再び来訪者が・・・
突然ギターケースの中に「くるんだティッシュ」を放り投げてきたそのおじさんはアーケードの柱の影に立って、あさっての方向を見ながら煙草を吸い出すのでした。絵に書いたような「知らんぷり感」。いったいなんなんでしょう^^;
そして丸めたティッシュの中身は・・・なんと1万円札っ!

第3話 「あたしを泣かせてみなさいよ」
それは太っていて、長いソバージュで、派手なスパンコールの服を来た、マツコ・デラックスによく似た、40代くらいの女性でした。
道ばたに座っている僕の前に仁王立ちをして、なんと1万円札をつきつけながら言うのでした。『あたしを泣かせてみせなさいよ』と。

第2話 お金を入れてくるのは誰か
人だかりができたところに「家出中の女子高生」などが参加すると…ふたたび若い世代が集まってしまうのでした。するとおじさんは霧散。その後もおじさんが立ち止まらなくなります。「若者向けファミレス風居酒屋」の扉をガラっとあけたとき、大声の若者ばっかりだとなんか面倒な気持になるのと、同じ感じかもしれませんね。「かわいい女子高生」が客寄せになるかも…などと思っていたのですが、そうはうまくいかないのでした。

第1話 はじめに
それはおどろくべき成果でした。当時、なるべく週休1日で毎日8時間働いたアルバイト代が月給12万くらいでしょうか。でも「路上の弾き語り」では実働3時間くらいで、週休4日ほどで10万~15万前後稼ぐことが出来たのでした。家賃5万円ちょうどのマンション。充分な稼ぎです。なぜ同業者が貧しい中、僕だけ生活が賄えるほど稼げていたか。当時はただの肌感覚でしたが、今となてみれな思えば少しだけ「とあること」を考え、実行していたのです
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